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【現在の株価について考察】高配当銘柄宇部興産は買いか?

 

先日投資対象となる銘柄を探している際に、以下の条件でいくつか高配当銘柄を抽出してみました。

①「日経平均高配当株50指数」構成銘柄

②時価総額1,000億円以上

③当期純利益が増益予想されている

④過去3期において増配しており、今期も増配が予想されている

⑤最低投資単位での売買金額が30万円以下

 

ここではその中から「宇部興産」の詳細について紹介していきたいと思います。

 

 

【宇部興産の事業】

UBEグループは『化学』『建設資材』『機械』の3事業を展開しています。この3つの事業について簡単に説明していきます。

 

①化学事業

世界トップクラスの生産能力を持つナイロン原料カプロラクタムを中心に、多彩な工業薬品が産業と生活に欠かせない存在となっています。

 

また、超耐熱樹脂のポリイミド、リチウムイオン電池向け電解液・セパレータなどの先端材料と、「創薬」と「原薬・中間体製造」の2本柱で構成される医薬事業は、今後の成長戦略事業を担っています。

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②建設資材事業

普通セメント、特殊セメントから固化材まで多彩な品種のセメントを全国に安定供給しています。加えて、内装材・外装材、防水剤、床下地材、左官材、基礎資材など特色ある建材も豊富で、群を抜く採用実績を上げています。

 

またエネルギー・環境セグメントとして、海外炭を安定供給する石炭事業と自家発電事業及び出力21万6千Kwの卸電力事業や、メガソーラー発電所や木質バイオマスの活用も行っています。

 

③機械事業

世界の自動車メーカーに活用されている射出成形機やダイカストマシンを筆頭に、搬送機器、粉砕機器、橋梁などが独自の先進技術に裏づけられた高い信頼性を獲得しています。

 

ややイメージしづらい事業内容かもしれませんが、特にナイロン原料を中心として、世界でも高い技術力を誇り、それによるシェアも獲得しています。会社としての強みは十分に持っていると言えるでしょう。

 

 

【近年の業績】

直近の業績は以下のようになっています。

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直近の業績についてですが、売上高は順調に伸びており、営業利益・経常利益は単年では減少したものの、過去5年くらいで見ると右肩上がりの傾向にあります。

続いて2020年3月期の業績予想ですが、以下のように発表されています。

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来期に関しては、売上高と営業利益は伸長が予想されています。営業外のABS樹脂事業売却益が来期は無くなるため、経常利益と純利益は微減が予想されています。とは言え、本業の見通しは悪くないと言って良いでしょう。

 

 

【株主還元について】

宇部興産は中期経営計画にて、今後の株主還元の方針を発表しました。

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DOE(株主資本配当率)が2.5%以上、

連結総還元性向を30%以上にするとしています。現在の配当性向も約30%ですので、今後も減配リスクはそれほど高くないと考えます。

 

配当利回りですが、宇部興産の株価は2,236円(2019年7月8日終値)でした。この株価をもとに利回りを計算していきたいと思います。

 

また、2019年3月期の配当は年間80円、2020年3月期の配当は年間90円の予定となっています。

 

ここから算出される利回りは、

・2019年3月期:3.6%

・2020年3月期:4.0%

となります。株主優待こそないものの、魅力的な配当利回りとなっています。

 

 

【割安性】

配当利回りから見ると魅力的に映る銘柄ですが、違う視点からも見ていきましょう。割安性の指標であるPBRとPERを確認してみます。

・PBR:0.69倍(2019年7月8日終値)

・PER:7.29倍(2019年7月8日終値)

 

PBRは1倍を大きく下回っており、割安と言えるでしょう。PERも比較的低い数値となっており、割安性の観点からはお得な銘柄と言えそうです。

 

 

【投資判断】

ここまでの情報から投資判断をしていきたいと思います。個人的には「買いたい」銘柄です。

 

理由はいくつかありますが、まずは高配当利回りであることです。それに加え、業績はある程度安定しており、株主還元の方針も発表されていますので、急に減配が起こる可能性はほとんどないのではないかと考えています。

 

また、これは個人的な理由になってしまいますが、化学メーカーの株式を保有していないので分散投資の意味でも興味がある銘柄となっています。

 

以上の理由から、購入を視野に入れつつ株価に注目していきたいと思います。